予防・メインテナンス
院長より一言
大宮の歯医者「大宮歯科・口腔外科クリニックでは、「予防・メインテナンス」に注力する歯科医院です。「予防こそが最良の治療」という言葉があります。私たちはその言葉を胸に、患者様が虫歯や歯周病から守られ、一生涯にわたって健康な歯を保てるよう、先進の予防を提供いたします。
毎日の歯磨きや定期的な歯科検診、そして健康的な食生活は、歯を守るための基本です。しかし、それだけではなく、個々のライフスタイルや健康状態に合わせたアドバイスや予防プランを提案し、患者様の歯の健康をサポートしています。
歯科予防は、将来の歯のトラブルを最小限に抑え、心地よい食事やコミュニケーションを楽しむための第一歩です。患者様とともに、健康で輝く笑顔を築くお手伝いができることを誇りに思っています。
何かお悩みやご質問がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。皆様の健康な歯と笑顔を見守ることが、私たちの喜びです。
口腔がんの早期発見にも
定期的にクリーニングやメインテナンスなどで歯科医院に通うことは様々なメリットがあります。例えば、大宮歯科・口腔外科クリニックでは、定期的な診察(メインテナンス、クリーニング)の際に、必ず口腔内全体を確認しております。そのチェックアップを「口腔外科専門医」が行うことで、がん検診を兼ねることができます。
通常人間ドックは自由診療ですが、当院では、口腔外科専門医がお口の中をチェックするということからも、歯科版の人間ドックが保険診療の中でできてしまっているといっても過言ではないでしょう。
また、歯科医師がその一生のキャリアの中で、口腔がんに遭遇するのは “2回” と言われております。人生で2回しかないので、口腔がんを見つける目を養うのは正直難しいのではないでしょうか。その点、当院では院長が埼玉医科大学総合医療センターで10年以上もの間、口腔外科の診療を行ってきており、当然、一般の歯科医院から紹介されてきた患者様(口腔がんの症例を含む)をたくさん診てきています。そういったことからも、当院に定期的にチェックやクリーニングに来られることに、追加のメリットがあるといえるのではないでしょうか。
予防の必要性
大宮歯科・口腔外科クリニックでは、予防に注力しています。予防は、歯と口の健康を維持し、将来の歯のトラブルを最小限に抑える鍵です。
1. 長寿社会の現代での重要性
現代社会は長寿化が進んでおり、一生涯自分の歯で食事を楽しむことが求められます。予防は、健康な歯を維持するための基盤となります。
2. 病気の予防と全身への影響
歯周病や虫歯は口腔内だけでなく、全身の健康にも影響を及ぼす可能性があります。予防は、全身の健康をサポートし、生活の質を向上させます。
3. 生涯医療費の削減
予防は将来の医療療費を抑える効果があります。早期発見や予防的なケアにより、進行した症状を防ぎ、治療が必要な場合でもコストを削減できます。
4. 患者様の快適な歯科体験
予防は痛みや不快な状態を最小限に抑え、患者様が歯科診療をより快適に受けることができるようにします。
当院では、患者様一人ひとりに合わせた予防プランを提案し、共に健康な歯を築くお手伝いをいたします。ご質問や不安がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
バイオフィルムを除去
大宮歯科・口腔外科クリニックでは、歯科ケアにおいて重要な一環として、「バイオフィルム除去」を積極的にお勧めしています。バイオフィルムとは、細菌やプラークなどが歯の表面に形成する膜状の薄い被膜のことで、これが歯周病や虫歯の原因となります。患者様の口腔内環境を最適な状態に保つために、バイオフィルムの定期的なクリーニングをおすすめしています。
1. 予防の要
バイオフィルムは日常の歯磨きだけでは完全に取り除くことが難しいため、プロの歯科クリーニングが予防の要となります。
2. 専用の技術と機器
当院では最新の技術と特殊な歯科機器を使用し、歯の表面に付着したバイオフィルムを徹底的に除去します。これにより、口腔内の清潔さを保ちます。
3. 歯周病・虫歯予防
バイオフィルムの除去は歯周病や虫歯の予防につながります。定期的なクリーニングにより、歯と歯ぐきの健康をサポートします。
4. 美しさの維持
バイオフィルムの除去は歯の着色や歯垢の形成を防ぎ、美しい白い歯を維持する助けとなります。
EMS エアフロー プロフィラキシス マスター を導入
大宮歯科・口腔外科クリニックでは、EMS社の「エアフロー プロフィラキシス マスター」を導入し、パウダークリーニング・パウダーメインテナンスに対応しています。
エアフローでは、特殊な超微細パウダーを歯面にジェット噴射することで、付着したバイオフィルムや着色を、短時間でほとんど痛みを感じずに除去することができます。
定期検診について
むし歯や歯周病のチェック
歯と歯の間でゆっくりと進行している虫歯があったり、 治療した歯でもその近くに新しい虫歯ができたりすることもあります。そのため、しっかりと虫歯のチェックをさせて頂きます。また、歯周ポケットといわれる歯のまわりのポケットが深いと、歯周病になりやすくなります。歯周病になりかけている人は、ポケットの深さを測るだけで血が出てしまうこともあるかもしれません。
ブラッシングの指導
大人になると何度もブラッシング指導を受けている人もいらっしゃると思いますが、正しいハミガキの方法も変わってきているので、より効果的な磨き方を覚えるためにも、ブラッシング指導を受けることをおすすめします。 また、一昔前は歯と歯ぐきの磨き方は一律でしたが、今はその人の歯並びや歯磨きの癖を見て、お一人おひとりに合った正しい使い方を教えるようになっています。
染め出しチェック
歯垢(プラーク)は、むし歯や歯周病の原因ですが、これをきれいに取り去ることはとても難しいことです。 どこにプラークがつきやすいかをチェックするために、歯垢の染め出しをして、歯垢を綺麗に取り除きます。
歯石取り
歯石を取ろうとすると痛がる人もいますが、放っておくと歯肉を圧迫するなどして、 歯周病を引き起こす原因の一つとなります。自分で取ることは難しいので、歯科医院できちんとケアをしていきます。
口腔粘膜チェック
口の中や舌、唇、口角などの粘膜にできる炎症(口内炎)には、口の中やその周りに原因があるものと、 全身的な原因があるものとがあります。また、口腔粘膜の異常は、口腔がんなどの病気の可能性もありますので、口の中の粘膜の状態をチェックします。
PMTCについて
PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)
「M:メカニカル=専用の機械を用いた」
「T:トゥース=歯の」
「C:クリーニング=クリーニング」
自分では日々のブラッシングでプラークコントロールができているつもりでも、歯ブラシの届きにくい部分や、歯と歯のすき間、歯周ポケットなどには、磨き残しができていることが多く、放っておくと、歯周病やむし歯、口臭、全身疾患などの原因となります。そのため歯科医院を定期的に受診し、プロによるクリーニングを受けることをおすすめしております。
PMTCの流れ
1.スケーリング
2.ペースト塗布
3.歯間清掃
4.歯面クリーニング
5.歯面の磨き上げ
6.フッ素塗布
メインテナンスの有効性
「定期的にメインテナンスを受けることが歯を残すために有効である」ということは、科学的に証明されています。
メインテナンスによる30年後の残存歯数
スウェーデンのアクセルソン博士らによる「成人に対する30年にわたる長期予防臨床研究」により、定期的にメインテナンスを受けることが歯を残すために有効であることが証明されました。